香りの記憶~秋の番茶より
2008 年 10 月 2 日
そよそよ~~~っと、とっても気持ちの良い風が頬を撫でていた昼下がり、
3歳の息子が夢中になっていた遊びの途中で、急に
「わあ、お茶のいい香り
」
と嬉しそうにいいました。
そうです。工場では、今期最後の「四番茶」の摘採・製造のシーズンを迎えました。
いわゆる秋番茶といわれるお茶です。いい香りとは、このお茶を揉んでる匂いだったんです。
あたり一面、萌黄色をした新茶の頃がついこの間のように感じるので、季節の移ろいは本当に早いものです。
この秋番茶、とにかくカサが大きいので、茶畑の様子もウッソウとしているというか、茶畑の中の道を通るとなんだか林のなかを通っているような感覚にさえなりそうです。
ちょっと写真で比べてみると、
新茶↓
四番茶↓
なんとなく違いがわかりましたか?
カサが大きいと何かと大変です。刈り取る時にもかさばるので、茶袋の中にうまく
入っていかない
ですし、あっという間に袋一杯になってしまいます。そのため沢山
袋をつけかえ、運び出す割には刈り進まないということもあります。
工場でも、そのカサゆえ、コンベア内に引っ掛ってしまい、ラインがストップ
してしまうことがしょっちゅうで、ついさっきもお茶が詰まって止まってしまったところ
だったんですよ
でも、すぐに人の手で掻き出してやれば元通り、この時期のお茶は
鮮度の劣化速度もかなり遅いため、全然品質の低下には影響しませんので、
大丈夫です。ご安心ください(●^o^●)
それにしても、びっくりしたのは子供がお茶の匂いを覚えていたこと\(◎o◎)/
息子が気付く前に、それがお茶の香であると私が教えたわけでもなく、
前回のお茶を揉んでいたのもひと月以上昔のことなのに・・・。
子供の記憶力・学習能力・吸収力の凄さに驚かされましたよ。
香りの記憶があるって、なんだか素敵なことですね
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